コーヒーと健康/便秘と肌荒れ
「コーヒーを飲むと肌の色が黒くなる」といわれたことがありませんか?
勘違いされるので先に言っておきますが、コーヒーのせいで肌の色が黒くなるということは全くありませんよ(笑)
ですが、正しい知識が得られなかった過去の時代というのは怖いもので、このような噂が女性の心を不安にさせてきたのは事実かもしれません。
珈琲豆は、焙煎する前の生豆(なままめ、きまめ)の状態では、白っぽい緑色をしています。
もちろん、コーヒー豆の種類やコーヒーの収穫時期によっても多少色合いは変わってきます。
そのグリーンの生豆が、焙煎することによって茶色のコーヒー豆になり、深く焙煎するほど濃くなり黒っぽい色合いになってきます。
化学的には、生豆成分中のショ糖が焙煎によってカラメル化したりするために茶色になってくる訳ですが、厳密にはもっと複雑な構造で、いまだ未解明の部分があります。
コーヒーは代謝機能を高め、消化器系の働きを活発にするので、便秘に高い効果があり、便秘が治れば肌荒れも良くなります。
また過去には、アッペ・レーンと言う女性歌手がコーヒー風呂を初めて試したという記録が残されており「体中のぜい肉がとれて、凄い効き目よ」と周りには話したそうです。
残念ながらどんな成分がどのように作用して減量効果があるのかはわかりませんが、日本でも本格コーヒー風呂を提供している場所があるので、皆さんも一度行かれてはいかがでしょうか?
■コーヒーの歴史/関連書籍
日本最初の喫茶店「可否茶館」の歴史 星田宏司著 いなほ書房 /星雲社
価格1,500円 (税込 1,575 円) 送料無料
黎明期における日本珈琲店史 星田宏司著 いなほ書房 /星雲社
価格1,200円 (税込 1,260 円) 送料無料
コーヒー文化研究 No.3/価格1,000円 (税込) 送料別
学会誌「コーヒー文化研究」はコーヒー研究者による論文や、総会・集会時に行われた講演内容が収録されています。その内容は学会会員ほか多くの方々から、高い評価をうけています。
珈琲と文化 No.68/価格840円 (税込) 送料別
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