ガテマラSHB S18(深煎り)
ガテマラSHB S18(深煎り)
世界の高品質珈琲豆としても有名なガテマラ。
コーヒーには生産国によってさまざまな等級があります。
アルトコーヒーのコーヒー教室でもお話していることですが、
今回の「ガテマラSHB S18」のように、
「ガテマラ〜」のあとに続く、
数字やアルファベットはコーヒー豆の等級を表しています。
コーヒー生産国全部の等級を覚えるのは少し大変なので、
今回はガテマラだけの等級を見ていきましょう。
「SHB」とは、コーヒー産地の標高「Strictly hard bean」の略で、
1350m以上の高地で収穫されたコーヒー豆という意味です。
コーヒー豆(実)は山の高いところで生産されています。
山の高いところのほうが、昼間は温かく、夜は寒く、
つまり、寒暖の差が大きいので、その分コーヒーの実が収縮することで、
おいしさを多く含んだコーヒーの実になるわけです。
高地であるほうが高品質となります。
※ガテマラコーヒー豆の標高による分類7段階 |
ガテマラSHB
(STRICTLY HARD BEAN)
ストリクトリー・ハードビーン |
標高1350m以上 |
ガテマラHB
(HARD BEAN)ハードビーン |
標高1200〜1400m |
ガテマラSH
(SEMI HARD BEAN)セミ・ハードビーン |
標高1050〜1200m |
ガテマラEPW(EXTRA PRIME WASHED)
エキストラ・プライム・ウォッシュド |
標高900〜1050m |
ガテマラPW(PRIME WASHED)
プライム・ウォッシュド |
標高750〜900m |
EGWエキストラ・グッド・ウォッシュド |
標高600〜750m |
GWグッド・ウォッシュド |
標高600m以下 |
「S18(スクリーンサイズ18)」とは、
コーヒー豆の粒の大きさを表します。
コーヒー生豆の専門家や、コーヒーに長年携わっているプロの中には、
コーヒー生豆の大きさがひとつ重要視される場合もありますが、
野村個人的には、コーヒー生豆の大きさと味との関係性は、
単純にイコールではないと感じています。
コーヒー生豆の大きさや、上記に紹介している標高差だけではなく、
品種や精製方法、焙煎度合い、抽出方法も考慮する必要があります。
コーヒーの味には、さまざまな要因が絡みあいコーヒーの味を作ります。
アルトコーヒーのコーヒー教室に参加された方ならわかるかもしれませんが、
同じコーヒー豆、同じコーヒー器具を使っても、
「あらびっくり…」
こんなに味が違ってしまうものかと参加された皆さんが驚かれます。
それも、
「コーヒーの味なんてわからない…」
と言っていた方でもびっくりしてしまうぐらいですから、
コーヒーの味は、コツがわかれば誰でもわかるようになります。
話を戻しますが、コーヒーの味というのは、
コーヒー生豆の大きさだけではなく、
焙煎、抽出までの一環した作業の中で判断していかなければなりません。
コーヒー生豆を見て、どの程度の味の幅を持っているかの判断は、
可能性という意味であればいくらでも考えることができますが、
最終的にどんな味を持っているのかは、焙煎し、抽出し、
コーヒー液なった上でのカップで判断したほうが良いと考えています。
だって、普通の方々はコーヒー液を飲むわけですからね、
その飲み方でカップテストをしないと、
カップテストをしている意味がないんじゃないかと思うわけです…。
で、ここまでお話してくると、
一般的に行われているカップテストとはなんだ?
という話になるのですが、
これを話し出すと日が暮れてしまいそう(笑)なので、
カップテストについてはまた今度紹介させて下さい^^
さて、今回の「ガテマラSHB S18」は深煎りです(やっと本題です…)
ガテマラのコーヒー生豆はコロコロして、
他のコーヒー生豆と比べてもぶ厚く、
味も多く含んでいるので幅広く焙煎ができる豆のひとつです。
アルトコーヒーが今回オススメするガテマラ深煎りの特徴としては、
艶のある苦味、上品さ、優しさ、幅、ボディ感、
甘み、とろみ、口当たり、広がり、重厚感、
鼻を抜ける心地よい感覚、余韻、コク、
後半に苦味、酸味、甘みがほどよく口の中に持続します。
ガテマラ深煎りには、
リラックス効果があるという実験データがあります。
5種類ほどのコーヒー産地の豆を集め、
焼き方も変えたラット実験の中では、
ガテマラの深煎りが一番リラックス効果が高くなりました。
もともとコーヒーには、
眠気覚ましや、精神を安定させたり、
疲労感を軽減するという効果もあります。
日頃の上海生活で、
何かとストレスを感じてしまう方には、
ぜひアルトコーヒーのガテマラ深煎りで、
心身ともにリラックスして頂きたいと思います。
ガテマラSHB S18(深煎り) 40元/100gリラックス効果!! |
- 苦味
- ☆☆☆☆
- 酸味
- ☆☆
- 甘味
- ☆☆☆☆
- 香り
- ☆☆☆☆☆
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艶のある苦味、上品さ、優しさ、幅、ボディ感、
甘み、とろみ、口当たり、広がり、重厚感、
鼻を抜ける心地よい感覚、余韻、コク、
後半に苦味、酸味、甘みがほどよく口の中に持続します。ガテマラ深煎りにはリラックス効果あり。コーヒーの香りでの癒し効果はバツグン!!
今回のガテマラは限定数量だけの入荷です |
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■ コーヒーの保存方法 |
珈琲豆の保存方法は、冷蔵庫(長期保存なら冷凍庫)をオススメしています。
★粉の場合なら、2〜3週間
★豆のままなら、1〜2ヶ月
注:おいしく飲める期間は焙煎方法や焙煎度合いによっても異なります |
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■ 豆袋には【焙煎日】を記載 |
アルトコーヒーでは新鮮な珈琲豆を味わっていただきたいため、製造年月日ではなく【焙煎日】を記載しています。
時間と共にコーヒー豆がどのように変化していくのか味わってください
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焙煎されて2、3日後がもっとも味が落ち着いてうまみが感じられる |
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でも単純に焼けばいいというわけではなくて、焙煎方法にもいろいろと秘密があるんです・・・(コロンビアスプレモの焼き方) |
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