インペリアル(Imperial)ブレンド
インペリアルは、4種類以上の豆が配合されているブレンドです。
「〜以上」と書いたのは、
同じレベルの生豆を仕入れていても、
生豆の品質や季節によっても含まれる味が変わってきますので、
4種類の場合もあればそれ以上の場合もあるという意味です。
ブレンドコーヒーというのはどんなコーヒーなのか、
これは前のアルトメルマガでもお話しましたね…
⇒ストレートコーヒーとブレンドコーヒーの違い
さて、このインペリアルのイメージです。
口に含んだ第一印象はさらっと、
そして、すぐに強さと幅のある苦味、
持続していく香味の重厚さ、濃厚さは、
ブレンドならではの感覚です。
・その他のインペリアルイメージ
さらっと、ぶ厚さ、重厚さ、存在感、苦味、
甘味、マイルド、さわやか、コク、とろみ、
香ばしさ、持続感、男性的な、ブラック、密度
第一、第二、第三と…
ブレンドコーヒーの面白さは、
口の中で感じる香味の複雑さ、連続性です。
ストレートコーヒーでは表現できない部分を、
別の産地を混ぜ合わせる(ブレンドする)ことで、
足りない部分を補いながら新しい香味を創造すること。
ひとつの味が消えていくときに見えてくるもうひとつの味、
交差し、入れ替わり、重なり合う瞬間があり、
あの味と、この味が…! など、
味の段階、階層、連続性を感じながら飲んでもらうと、
ブレンドコーヒーの楽しさはより一層深まります。
もちろん、コーヒーの淹れ方にもよりますけど(笑)
■コーヒーの淹れ方のポイント
アルトコーヒーでは、
コーヒーの淹れ方が簡単だとは言いません。
焙煎と抽出(淹れ方)を比べた場合、
淹れ方のほうが不確定要素が多く、
数値に落とし込めない部分が多く存在するので、
実は焙煎よりもはるかに難しいものなんです。
コーヒーの世界観をより感じたい方は、
淹れ方を極めてください。
淹れ方がうまくないのに、
焙煎がうまくなることはありません。
そして、淹れ方を極めたい方は、
上海にいらっしゃる方ならアルトコーヒーへ来てください。
何をどうするのか、
どういう意識で練習すればいいのか、
極めるコツをたくさんお教えしますので。
大きなポイントは「意識すること」です。
意識するというのは、非常に大切です。
雑な言い方をすれば、
全てに意識を向けることが大切なのですが、
そうは言ってもなかなか初めは難しいものです。
個々人のレベルによっても異なるので、
気になる方はアルトコーヒーへ…
おいしいコーヒーでも飲みながら話しましょう^^
こういう話は長くなりますので、
時間に余裕を持って来てくださいね(笑)
■もうちょっとだけ話を…
はい、インペリアルの話をしていたのに、
随分脱線してしまいました。
毎度のことですいません、話を戻しますが…
先日インペリアルのカップテストをしているときに、
たまたまお客さんが作ってくれたチーズケーキがあったので、
アルトスタッフと共に食べていました。
なんとそのチーズケーキ、
インペリアルトとすごく合うわけです^^
「このチーズケーキとインペリアルやばくない?」
と、アルトスタッフみんなで盛り上がっていました。
サクサクとろり、
重たすぎず、軽すぎずのチーズケーキは、
インペリアルの持つ苦味とすごく合います。
コーヒーはコーヒー液単体だけでどうこう判断するよりも、
何かと合わせての楽しみ方も贅沢な楽しみのひとつです。
コーヒーはブラックでおいしいというのも大切ですが、
もっと広い楽しみ方がコーヒーにはあるはずです。
インペリアルの持続する苦味と相性の良いケーキ、
それはチーズケーキだけではないですが、
少しどっしりした感じのケーキでも合います。
インペリアルと最高に合うケーキが見つかったら、
私達アルトコーヒーにも教えてくださいね^^
インペリアル 45元/100g 珈琲通の面白さ!! |
- 苦味
- ☆☆☆☆
- 酸味
- ☆☆
- 甘味
- ☆☆☆☆
- 香り
- ☆☆☆☆☆
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どんな時間でもほしくなる、苦味の中の贅沢な甘み
★4種混合
料理に隠し味があるようにブレンドを作る場合にも個性を持っている種類の豆を少し合わせます。このインペリアルのブレンドにちょっとした隠し味がしてあります、わかるかな?^^
ブレンドの面白さを感じるインペリアル |
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