コーヒーの派閥問題 オールドビーンズ派とニュークロップ派
コーヒーの派閥問題 オールドビーンズ派とニュークロップ派
もう読みましたか?↓
オールドビーンズで作ったコーヒーはおいしいの?
さて、前回からの続きです。
オールドビーンズの話をすると、
大体「派閥問題」が絡んできます(笑)
オールドビーンズを信奉する人達を「オールドビーンズ派」、
そして、オールドビーンズ派を否定するのが、
「ニュークロップ派」です。
ニュークロップというのは、新しい生豆(新豆)のこと。
収穫されてから1年未満の生豆を、
「ニュークロップ」と呼びます。
昔はオールドビーンズが流行っていた頃もありましたが、
最近はニュークロップ派が主流ですので、
オールドビーンズはどんどん影が薄くなってきています。
というのも、
「コーヒーは農作物だから新しいほうが良いに決まってる」
と、ニュークロップ派は言います。
「オールドビーンズなんて味のわからない奴の戯言だ」
とも、ニュークロップ派は言っています。
確かに、農作物だからと言われれば新しいほうがよい気がしますし、
古くなった生豆が本当に熟成するものなのか…、
熟成するというよりもただ枯れているだけじゃないか…
そう言われたら確かに説得力もある気がします。
確かに、オールドビーンズの味は、
枯れていると言えばそうとも言えるような味です。
でもそれは違う表現をすれば、全体的に味が円くなったとも言えます。
ニュークロップの味は、
比較的若々しいフレッシュな味で、
キリッとした味とも言えます。
これを人間に例えると、
ニュークロップが若者であり、
オールドビーンズが年齢を重ねた年配者です。
人間的な魅力で言えば、
若者のピチピチしたフレッシュさだけが人間の良さではありません。
年齢を重ね人生の深みを持っている年配者も非常に魅力的です。
確かに若い子はカワイイですが(笑)、
深みのある大人の魅力は持っていません^^
これはどちらが良くて、
どちらが悪いということではありませんよね。
それぞれ別々に良い部分があり、
それぞれに味わい方や楽しみ方が違うということです。
自分が何を求めているのかにもよります。
僕はオールドビーンズとニュークロップどちらも好きで、
両方の良さを知っている人間からすると、
ひとつだけの楽しみ方よりも、
両方あったほうがもっと楽しめる範囲は増えるんじゃないかと思うわけです^^
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上海にうまいコーヒー広めるぞっ!@野村ブログ
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