コーヒー器具に合った粉の粗さを知ろう!

細挽き、中挽き、粗挽きって聞いたことありますか?
これは、コーヒー豆を粉にした時の粒の大きさのことを言っているわけですが、
じゃあ、細挽きから、中挽き、粗挽きで変えていくと味はどう変わってくるのかというと、それが想像以上に変わってしまいます。
 左:細挽き 中:中挽き 右:粗挽き
簡単にいうと、
細挽きは粒が小さくて細かいので味が出やすい。 逆に、粗挽きは粒が大きいので味が出にくい。
「それなら、細挽きのほうがいいんじゃないの?」 と安易に考えるのは、ちょっと待ってください…
細挽きというのは、確かに味は出やすいのですが、それはいい味も悪い味も出やすいということで、逆に、粗挽きというのは、全体的に味が出にくいので、いい味も悪い味も出にくいということです。
まずは、粉の粗さを変化させたときにはこのような味の傾向があるということを覚えておいて、その上で、使う器具に合った粉の粗さにしてあげるということ大切です。
器具によっては、使えない挽き方もありますので注意してくださいね。(例えば、ペーパーフィルターで細挽きの粉を使おうとしても、粉が細かすぎるとフィルターの目が詰まって抽出できなくなってしまいます。味としては雑みが多く、飲みにくいコーヒーになります)
器具にあった挽き方(粉の粒度)は下記に紹介しますので、目安にしてくださいね。
エスプレッソ:細挽き、または、極細挽き ベトナムフィルター:細挽き コーヒーメーカー:中挽き、または中細挽き ペーパーフィルター:中挽き、または中細挽き サイフォン:中挽き、または中細挽き ネルフィルター:中挽き、または中細挽き コーヒープレス(フレンチプレス):中粗挽き、または粗挽き パーコレータ:中粗挽き、または粗挽き ボイリング:中粗挽き、または粗挽き
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