コーヒーは粉じゃなくて、豆で買おう!
焙煎方法も大切なポイント

コーヒーは、いつまでも飲めるものだと思っていませんか?
コーヒーは、保存料、添加物を一切使ってない自然食品なので、当たり前ですが空気に触れると酸化して劣化していきます。
コーヒー豆は見た目にはわかりにくいですが、徐々に劣化してくものです。(他の食品でいうと、腐るということ)
空気に触れることによって酸化していくわけですが、では、豆の状態と粉の状態で空気に触れる面積を比べてみると、粉の状態のほうが空気に触れる表面積が大きくなってしまいます。
つまり、おいしく飲める期間でいえば、豆の状態のほうが長く、粉の状態のほうが短くなってしまうということです。
おいしく飲める大体の目安は、焙煎がされて茶色のコーヒー豆になってから、 『粉であれば2〜3週間、豆のままであれば1〜2ヶ月ぐらい』と覚えておいてください。
ただ、ひとつ注意点。
このおいしく飲める期間というのは、生豆をどんな方法で焙煎しているのかによっても味の持ちが良かったり悪かったりするので注意が必要です。 お店によっては美味しく飲める期間が短くなる場合もあるので気をつけてください。
どれぐらいの期間おいしく飲めるのかは、購入したお店に確認しておくのがいいでしょう。そして、あまりにも「新鮮!焼き立て!」ばかりを謳うお店は、はっきり言って信用しないほうがいいです。
それはなぜかといえば、焙煎が適切に行えないせいで、 『豆が悪くなりやすい=だから早く飲まないといけない=コーヒーは鮮度が大切』 とおかしな謳いかたをしているお店もありますので。
味の持ちがひどく短い、すぐに香りがなくなる、すぐに膨らまなくなる場合は焙煎が悪いだけですので、勘違いのないように気を付けましょう。
電気でパッと焼いてしまうような全自動焙煎機はこうなりやすい傾向がありますが、 「どんな方法で焙煎をしているか」「ここの焙煎は良いのか悪いのか」については、判断が少し難しいかもしれませんので、焙煎に関してもう少し詳し知りたい方は、下記のページもご覧下さい。
焙煎をしてみよう!焙煎工程ってこんな感じ
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