コーヒーの本を読んでもコーヒーの入れ方がわかりません…
>私はコーヒーの本を何冊か読んでいますが、
>コーヒーの入れ方がまだよくわかりません…
⇒ 珈琲の楽しみ方
book
⇒ コーヒーの事典
これもよく言われることです。
僕もこれで6年悩み続けた人間なので、
ものすごく気持ちがよくわかります。
実は、コーヒーの本なんて、
何冊読んでもわかりません。
「一般的」な知識は増えますが、
大切な部分はほとんど書かれていませんから。
(なぜ書かれていないのかは、下記参照)
これはコーヒーの専門書でも同じことです。
コーヒーの歴史、コーヒーの栽培方法、
コーヒーの品種の説明、焙煎の説明、淹れ方の説明、
アレンジコーヒーの作り方、
コーヒーに合うケーキの種類、
コーヒーに合う水、砂糖などなど、
ほとんどの本にこれぐらいのことが書かれています。
この手の本は、世間一般で使われているであろう知識や、
小手先のネタやウンチクを増やすことが目的です。
細かい淹れ方のポイントなどはほとんど書かれていませんので、
実践向きとは言い難いものです。。
なんで本や専門書に書かれていないのかの理由は、
第1に本当にわかっている人が書いていないこと、
そして、第2にわかっている人が書いていても、
わかるようには書いてないこと。
(後者の本なんてごく稀なわけですが。。)
最初にもお話しましたが、
巷の本とはそういうものだと気付くのに、
僕の場合6年かかりました…
そして、
ビジネスとはそういうものだと気付くのに、
10年かかりました(苦笑)
豊かな感性を持っている方が、
専門書と呼ばれるものに疑問を持つ、
つまりは本を読んでもわからないというのは、
当たり前のことです。
書いてないので当然で、
何回読んでもわかりません。
書いてあることから、
あとは想像するだけしかないですから。
このブログを読んでいる方の中に、
専門店の味に疑問を持ってしまう方いるのなら、
昔の僕と同じ症状です。
ものすごく感性が豊かな方なのか、
ものすごく考えてしまう方なのか、
ものすごく天邪鬼なのか(笑)
でも、時には天邪鬼になることや、
「なぜ?」を考えることは重要なことです。
「なぜ?」「どうして?」「どうすれば?」
この先に自分の求めるコーヒーがあり、
その疑問があるから自分でも実践できるようになります。
コーヒーは難しいと言われますが、
みなさんが思われている以上に、
結構しっかりした技術があります。
こうすれば、こうなると言う理屈があるんです。
だから人に教えられるわけですね。
コーヒーの「なぜ?」があれば、
メッセージを下さい。
きっとあなたが抱えている疑問は、
解決できるものですから^^
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